ミニマリズム研究所へようこそ!
こんばんは!
ミニマリズムに疲れた人「ミニマリズムって正直疲れる……物を捨てるのも嫌になってきたし、そんなに清貧の暮らしがしたいとも思わない。普通に物買って、それなりに贅沢したい。」
こういった方向けの記事。
今回は、ミニマリズムで疲れる原因と疲れないミニマリズムのコツを解説します。
ミニマリズムで疲れる原因
まずはミニマリズムで疲れる原因について3つ解き明かしていきましょう!
物を減らすことにこだわりすぎている
ミニマリズムで疲れてしまう原因の一つが、物を減らすことにこだわりすぎているということ。
物を減らすことにこだわりすぎると、それ自体が目的となってしまい、一度頭に描いたはずの理想の暮らしを見失ってしまいます。
本来の目的を見失っては、ミニマリズムを続ける意味も分からなくなってしまうでしょう。
物を減らすことは、あくまでも快適な暮らしをするための一つの手段に過ぎません。
捨てたくないものは、大切にとっておいて良いのです。
型にはまりすぎている
ミニマリズムで疲れるもう一つの原因として、型にはまりすぎていることが挙げられます。
本来、ミニマリズムに決まった原則や型はありません。
しかし、インターネットや本で知った他人の生活スタイルに自分を合わせようとすると、かえって無理が生じてしまいます。
大切なことは自分の価値観を把握し、それに合わせて独自の生活スタイルを築くこと。
他人の生活スタイルは、あくまで参考程度に考えましょう。
人と比較してしまっている
人との比較も疲れる原因の一つです。
他人を意識して物を減らそうとすると、かえって自分の理想とする生活スタイルから遠ざかることになり、虚しさを感じてしまいます。
ミニマリズムの本質は比較や競争ではありません。
物が少ないほど偉いわけではないし、他人より物が多いから劣っているというわけでもないのです。
ミニマリズムは、モノにも人間関係にも縛られず自分軸で生きるためのツールとして考えましょう。
疲れないミニマリズムのコツ
ミニマリズムで疲れる原因を踏まえた上で、次は疲れないミニマリズムのコツについて3つ解説していきます!
物の処分の仕方を工夫する
いらない物なんだけど、なんとなく捨てられないって時ありますよね。
例えば、
- 旅行先で買った記念品
- 他人からもらったプレゼント
- 小学校の頃に授業で作った作品
そんな時は、写真を撮るのがおすすめです。
写真に収めることで、物への未練を断ち切ることができ、好きな時にいつでも思い出すことができます。
感謝の気持ちや思い出は写真に収め、物自体は処分する。
これはあくまで一例に過ぎませんが、物の処分に困ったときは色々工夫してみると、無理なくミニマリズムを続けることができます。
多様な生活スタイルを知る
「ミニマリストはこんな生活だ」という固定概念があると、かえって疲れてしまいます。
そのため、まずは人によって色々な生活スタイルがあるんだということを知りましょう。
人によって独自の生活スタイルがあるということを知れば、固定概念に縛られることはなくなります。
また、人と生活を参考にすることで、自分の生活に工夫や変化をもたらすことができるのです。
一口にミニマリストといっても生活スタイルは人によって様々。
スーツケースに入る分しか物を持たない人もいますし、生活を効率化するために便利な電化製品にお金を惜しまず使う人もいます。
日本で有名なミニマリストしぶさんは、1日1食しか食べないのだそう。
それが最も健康に良いと本人が判断したからです。
私の場合は、飲み物は基本的に水しか飲みません。
食器を洗うのが楽だからです。
多様な生活スタイルを知ることで、自分なりのミニマリズムを柔軟に考えることができます。
趣味や目標を持つ
目的なきミニマリズムは疲労します。
疲れないミニマリズムのコツとして、趣味や目標を持つことをおすすめします。
いくら物を減らしても人生が豊かになった実感が得られなければ、ミニマリズムに疑問を感じるのも無理はないでしょう。
ですが、大切なのは物を減らしたその先にあります。
物を買わないとお金が節約できます。
物を減らすと片付けや物の管理にかかる時間が節約できます。
さて、ミニマリズムによって浮いたお金と時間をあなたは何に使いますか?
ここが大切です。
趣味や目標を持ち、浮いたお金や時間を正しく投資できれば、人生はもっと面白くなります。
例えば、腹筋マシーンを買うのを辞め、ジムに通う。
高価なブランド品を買うのを辞めて、家族で旅行に出かける。
物への執着を捨てたその先まで見据えると、ミニマリズムで疲れることはなくなるでしょう。
まとめ
今回は、疲れないミニマリズムのコツを解説しました。
ミニマリズムに決まった型はありません。
自分の価値観に合わせて、無理なく実践することが大切です。
この記事は、初心者のためのミニマリスト講座の【第4回】です。
他のページをご覧になりたい方は、以下からどうぞ。
【第1回】
ミニマリズムとは何か【第2回】
ミニマリズムの本質【第3回】
ミニマリストになるには【第4回】(今のページ)
疲れないミニマリズムのコツ【第5回】
勘違いミニマリストの特徴【第6回】
ミニマリズムを家族に納得させる方法【第7回】
ミニマリズムに関する本厳選7冊
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