シンプルな思考法

あらゆる悩みが消えていく原始仏教の思想

投稿日:2018年12月24日 更新日:

ミニマリズム研究所へようこそ!

こんばんは!

悩みの解決法が知りたい人「色々なことに悩んでいて、人生つらい。仏教の教えで悩みが解決できるって本当なの?悩みを解消するヒントがあれば、教えてください。」

こういった方向けの記事。

本記事では、悩みや苦しみの原因と、悩みを解消する原始仏教の思想について解説します。

悩みや苦しみの原因

原始仏教では、悩みの原因を知り、正しく考えれば、どんな悩みも必ず解消できると考えます。

そもそも私たちはどんなことに悩みを抱えているのでしょうか。

  • いつも生活に追われ、余裕がない
  • 今の仕事に満足していない、先のことを考えると不安になる
  • 嫌なこと、不運なこと、失敗が重なって落ち込んでいる
  • 性格が合わない相手がいる、人間関係でストレスを感じている

実は、これらの悩みは全て心の反応から生じるものなのです。

 

例えば、

朝の通勤ラッシュで「今日も混んでいるな」とげんなりするのは、心を憂鬱にさせる反応です。

相手の態度にイラッとするのは、怒りを生む反応です。

大事な場面で「失敗してしまうかもしれない」とマイナスの考えをするのは、不安や緊張を生む反応です。

私たちの日常では心は絶えず反応し、その結果として、憂鬱や怒り、不安といった悩みが発生します。

 

悩みの始まりには心の反応がある。

だとすれば、全ての悩みを根本的に解決する方法があります。

それは、ムダな反応をしないことです。

ムダな反応をしなければ、動揺しない、腹が立たない、落ち込まない。

あらゆる悩みから解放されます。

 

勘違いされやすいのですが、反応しないことは、無視することや無関心になることではありません。

怒りや不安といった悩みの元となる感情を素早くリセットすることです。

反応しない方法は、古代インドの賢者ブッダが教えてくれます。

今でこそ仏教は本来の教えと異なる形で私たちに伝わってきていますが、

もともとブッダの教えとは、心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法のこと。

ブッダの思考法を学び、ムダな反応をしない練習をしていきましょう。

原始仏教の教え

原始仏教には「仏教」という言葉から連想される宗教的な内容とは全く異なる、実用的で合理的な考え方があふれています。

今回は原始仏教の中でも、特に重要な考え方を2つ紹介します。

判断をやめる

まず、根拠のない判断をするのをやめましょう。

根拠のない判断とは、「彼は間違っている」「あの人は私を嫌っている」といった考えのこと。

これらは全て自分の頭の中にしか存在しないもの。

つまり、妄想です。

こうした妄想にとらわれると、怒りや嫉妬といった、感情が生まれます。

 

また、判断の中には、「自分はえらい」「正しい」「優れている」と肯定しすぎる面もあります。

仏教では、こうした心理を"慢"と言います。

自分を肯定しすぎるのはいっときは心地よく感じます。

しかし、結局は余計なプライドや優越感へとつながり、うぬぼれゆえの失敗をもたらすのです。

"慢"とはいわば、自分の価値にこだわる心。

「自分はみんなより劣っている」というように自分をマイナスに判断するのも"慢"に当たります。

 

人はみな、自分は正しいと心のどこかで思っています。

しかしその判断が正しいか間違っているかは、いったいどのように判断するのでしょうか。

ブッダの基準は、「真実であり、有益であるか」です。

確実な根拠に基づき、かつその判断が利益につながる時のみ、判断するのです。

 

大切なのは、その判断は役に立つかという視点。

役に立たない判断は、心にマイナスの影響を及ぼします。

ムダな判断をやめ、心を穏やかにしましょう。

今を生きる

原始仏教では今を生きることを大切にします。

過去の出来事に執着するのではなく、未来へ期待や不安を抱くのでもなく、今の出来事に集中し生きていくのです。

 

よくこういう人は見かけませんか?

  • 過去の栄光にすがりつき、若かった頃の武勇伝を語り出す人
  • 過去の辛い出来事をいつまでも引きずっている人
  • 将来の夢ばかり語り、実際に行動しない人

過去への執着は、怒りや虚栄心をもたらします。

また、未来の妄想も、根拠のない期待や不安をもたらします。

 

過去や未来に囚われていては、前へ進むことができません。

今日の出来事に満足できるよう、今ココに集中し、懸命に生きることが大切なのです。

原始仏教の使えるテクニック

原始仏教では、無駄な判断をやめ、今の出来事に集中することを重要視しています。

では、どうすれば無駄な判断をやめ、今の出来事に集中できるのか。

次は、原始仏教の日常に役立つテクニックを2つ解説していきます。

ラベリング

怒りや憂鬱といった感情が現れたら、心の状態を確認しましょう。

心の状態を確認するときは、「ラベリング」が効果的です。

 

ラベリングとは、心の状態を言葉で確認すること。

緊張しているときは、「私は緊張している」と確認します。

イラっときたら、「私は怒りを感じている」と確認します。

勉強中にYouTubeやSNSに没頭してしまったら、「頭が混乱して落ち着かない」「疲れている」と客観的に確認するのです。

仕事中も家族といるときも、「心の中はどんな状態なんだろう」と意識するようにします。

 

日常の動作も同様に行ってください。

掃除しているときは「私は今、掃除している」と確認し、

歩いているときは「今、歩いている」と自分の行動を確認します。

心の状態や体の状態を客観的に言葉で確かめるのです。

実践していくうちに、「反応」から抜け出すことができ、心は落ち着きを取り戻していきます。

無意識の考え事や動作を意識していくことで、「今」、「現実」に集中することができるようになります。

目を閉じる

無駄な反応をリセットするには、目を閉じて、心の状態を観察すると良いです。

 

「今、頭の中はこんな状態だな」と、心の状態を客観的に認識します。

観察タイムは30秒でも5分でも、自分で時間を決め、タイマーをセットします。

心が落ち着かないときは、長めに15分程度行うのがおすすめです。

 

心の中を観察し、心が静かでクリアな状態になったら、再び目を開き、目の前の物事に一心に取り組みます。

反応をリセットしたら、勢いをつけて作業に専念するのです。

この方法は勉強や仕事など、目の前の物事に集中したい場面で活用できます。

まとめ

今回は原子仏教の考え方について解説しました。

悩みの始まりには、心の反応があります。

無駄な反応をやめるには、余計な判断をせず、今に集中すること。

もし、怒りや憂鬱といった感情が生まれたら、心の中を観察していくことで、心は落ち着きを取り戻します。

原始仏教について詳しく知りたい方は、「反応しない練習」を読むのがおすすめです。

日常に役立つ原始仏教の考え方が、分かりやすく解説されています。

この記事は、悩みを解消するシンプルな思考法の【第1回】です。

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【第1回】(今のページ)
悩みに効く原始仏教の思考法

【第2回】
人間関係の悩みを解消する方法

【第3回】
「エッセンシャル思考」とは何か

【第4回】
集中力を鍛える方法

【第5回】
目標を達成する方法

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