ミニマリズム研究所へようこそ!
こんばんは!
お金と時間を節約したい人「給料をすぐに使ってしまって、いつもお金がない。さらに時間にも追われて暮らしにゆとりがない。暮らしにゆとりをもたらすミニマリスト流の節約術、教えてください。」
こういった方向けの記事。
本記事では、ミニマリストの節約術について解説します。
そもそも「節約」とは何か
節約とは、無駄使いを極力少なくすることです。
多くの人は「節約」と聞くと、お金のことを思い浮かべます。
しかし、ここで言う「節約」とは、お金のことだけではありません。
時間や体力なども含まれます。
お金や時間にゆとりがないという人の多くは、お金の節約だけにとらわれ、時間や体力を無駄使いし、
結果的に、お金の節約もあまりできていないというのが現状です。
そこで今回は、お金だけでなくあらゆる面で「節約」する方法を、ミニマリズムの観点から解説します。
ミニマリスト流 節約の5原則
「節約」をする上で意識したいポイントは5つ。
- お金と時間はトレードオフ
- バッファを見積もる
- 優先順位を決める
- 経験に投資する
- 足るを知る
一つずつ解説していきます。
お金と時間はトレードオフ
誤解を恐れずに言うと、お金が足りない人は、お金だけでなく時間の使い方も下手です。
お金にとらわれすぎた人にありがちなのが、一円単位のお金を切り詰めるために、わざわざ遠いスーパーに足を運ぶこと。
でもその分、時間が犠牲になりますよね。
つまり、お金と時間はトレードオフなのです。
片方を追求すれば、もう片方が犠牲になります。
逆に言ってしまえば、お金を使い、物を買うことが、時間の節約につながる場合もあるわけです。
例えば、食洗機を買えば、洗い物の時間が節約できるかもしれない。
ロボット掃除機を買えば、掃除の時間が節約できるかもしれない。
つまり「買わない」だけでなく、「買う」ことが、結果的に「節約」につながる場合もあるということ。
そのお金を節約する時間、もっと有意義なことに使えないか。
あるいは、少しだけ時間を使えばお金を節約できないか。
お金の価値と時間の価値を天秤にかけ、双方のバランスを考えることが大切です。
バッファを見積もる
お金にルーズな人はたいてい時間にもルーズで、時間にルーズな人はたいていお金にもルーズです。
なぜなら、バッファを見積もらないから。
例えば、給料が入ったら入った分だけ使ってしまう、待ち合わせ時間にはいつもギリギリなど。
そうならないためにも、お金にも時間にも余分を持たせることが大切です。
例えば、毎月の支出額の計算をする際は、あらかじめ余分に支出額を見積もっておく。
待ち合わせの時は10分前には到着し、本を読んで待っている。
お金も時間も少し余分のある形で考えておけば、その分ゆとりが生まれます。
優先順位を決める
「激安」「限定」「今だけ」といったワードにつられ、不要なものを買ってしまう。
勉強しているはずが、気づいたらスマホアプリやYouTubeに没頭。
これらのたいていの原因は、優先順位を意識していないことなのです。
優先順位を意識すれば、「今買うべき物は本当にこれなのか?」「今やるべきことは本当にこれなのか?」と考えるようになります。
その結果、今やろうとしていることを客観的に観察し、お金や時間の無駄使いを抑制することができます。
経験に投資する
毎回のように不要な物を買ってしまう人は、物で承認欲求や満足感を満たそうとしている人が多いです。
ただし、物による幸福感は決して長続きしません。
実際に、心理学者のリーフ・ヴァン・ボーウェン氏とトーマス・ギロヴィッチ氏による研究では、「物より経験にお金を使うほうが満足度が高い」ということが証明されています。
物ではなく、経験にお金を使うとはどういうことか。
具体例を挙げると、
- 腹筋マシーンやダンベルを買い揃えるのではなく、ジムに通う
- 高級ブランド品を買い集める代わりに、海外旅行に行く
- 物を増やす代わりに、趣味を増やす
などです。
物ではなく経験にお金を使うようにすると、満足感が高まるだけでなく、お金を稼ぐことに繋がる場合もあります。
経験に投資するという視点が大切です。
足るを知る
お金と時間を節約するには、「足るを知る」ということが大切です。
「これがいい」「あれが欲しい」と際限なく欲張っていては、結果的にお金や時間の浪費につながります。
そうではなく、欲張らずに「これでいい」と考えることで、心の満足感が高まり、節約にもなります。
まずは、今持っている物や今の現状に感謝をし、その上でお金や時間といった資源を有意義使っていくことが大切なのです。
まとめ
今回は、ミニマリストの節約術について解説しました。
お金を節約する一方で、時間が無駄になっていないか。
今使おうとしているお金や時間、もう少し有意義なことに使えないだろうか。
一歩引いて客観的な目線で考えると、「無駄使い」が減ります。
また、失敗しない買い物の仕方について詳しく知りたい方は、下記記事にて解説しています。
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