ミニマリズム研究所へようこそ!
こんばんは!
食器棚を整理したい人「食器棚を整理する方法が知りたい。棚がごちゃごちゃしていて、どう整理すれば良いか分からない。綺麗に収納できる方法を教えてください。」
こういった方向けの記事。
本記事では、食器棚を整理する方法を3つのステップに分けて解説します。
食器棚を整理する3つのステップ
食器棚の整理には3つのステップがあります。
- 出す
- 絞り込む
- 収納する
一つずつ解説していきます。
1. 食器を出す
まずは、食器棚やキッチンの収納から食器を出し、水平面上に並べます。
いったん出してみて、一つ一つ確認しなければ、その食器が本当に必要か判断できないからです。
量がそれほど多くなければいっぺんに出しても良いですが、量が多ければまずは食器棚の一番下から始めるというのもアリです。
2. 食器を絞り込む
次に、水平面上に並べた食器を選別していきます。
食器を選別する際の判断基準は以下の4つです。
- ひびが入ったり、欠けていないか
- 使う頻度が極端に少なくないか
- 同じ用途の食器を必要以上に持っていないか
- デザインが気に食わなかったり、使い勝手が悪いなど、使っていて違和感を感じないか
上記の4つの基準で食器を厳選していきましょう。
特にありがちなのは、同じ用途の食器を必要以上に持っていること。
例えば、新しい食器を買った時、
「前の食器は捨てるのももったいないし、とりあえずとっておこう」
「まだ使えるし、一応予備として…」
と考えたことはありませんか?
そういった古い食器は、たしかにまだ使えるのかもしれません。
しかし、一度使わない食器を放置し始めると、「新しい食器は買うけれど、古い食器はとりあえず棚の奥に押し込む」といった癖がつきます。
棚の奥に押し込んだ食器は、時間が経つにつれ、気づけば食器棚のスペースを覆い尽くすほどになるのです。
ですから、同じ用途の食器を必要以上に持っていれば、この際思い切って処分しましょう。
3. 食器を収納する
お気に入りの食器だけに厳選したら、種類別にしまっていきます。
大皿の上には大皿を、小皿の上には小皿を、といったように。
また、片付けと収納について書かれた本「人生を変える断捨離」では、機能的で美しい収納の条件として、
- 「見える収納」にしまう物量は全体の5割まで
- 「見えない収納」にしまう物量は全体の7割まで
と言われています。
つまり、食器棚であれば5割、キッチンの引き出しであれば3割は余白を確保すると、美しく収納することができるでしょう。
食器の整理ができたら、キッチンの棚に収納されている調理器具なども整理しましょう。
段取りは食器を整理する時と同じで、
まず出して、使うものを厳選し、余白を意識して収納するだけ。
この手順は色々な場面で応用できるので、ぜひ覚えておいてください。
食器や調理器具を売却する方法はあるのか?
「食器とか調理器具とかって売れないの?」
そんな声が聞こえてきそうです。
結論から言います。
売れないこともないけど、おすすめはしないです。
というのも、食器というのは本や服と違って、直接口をつけたりするもの。
中古で買おうとする人は少ないのが実情です。
調理器具に関しても、中古のフライパンや鍋は需要が少なく、どうせならと新品を買う人の方が圧倒的に多いでしょう。
つまり、中古のニーズがないので、買い取ってくれる業者が少ないのです。
高級ブランドの食器に関しては、専門の業者に申し込めば買い取ってもらえます。
ただし、基本的には食器類や調理器具は捨てる一択だと思った方がいいでしょう。
「これ売れるかな?」といつまでも迷うくらいならば、潔く捨ててしまった方が早いですし、気持ちもすっきりします。
まとめ
今回は、食器の整理術について解説しました。
大切なのは、お気に入りの食器だけに絞り込むこと。
使う機会の少ない食器は潔く処分した方が、結果的に身も心もすっきりします。
この記事は、片付けが苦手な人のための断捨離講座の【第5回】です。
他のページをご覧になりたい方は、以下からどうぞ。
【第1回】
「断捨離」とは何か【第2回】
断捨離とミニマリズムの違い【第3回】
本棚の整理術【第4回】
クローゼットの整理術【第5回】(今のページ)
食器棚の整理術【第6回】
大掃除の仕方【第7回】
デジタル断捨離の仕方
コメント