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本棚を整理したい人「本棚を整理する方法が知りたい。本棚に収まりきらないほど本を持っていて、どう整理すれば良いか分からない。ただ、捨てるのももったいない気もするので、捨てる以外にも本を減らす方法があれば教えてください。」
こういった方向けの記事。
本記事では、本棚を整理する方法を3つのステップに分けて解説します。
本棚を整理する3つのステップ
本棚の整理には3つのステップがあります。
- 出す
- 仕分ける
- 収納する
一つずつ解説していきます。
1. 本を出す
まずは、本棚から本を出しましょう。
本を出して、一つ一つ確認しなければ、その本が本当に必要かどうか判断できないからです。
その際に大切なのは、小さな単位から始めることです。
いきなり全て出してしまうと、量の多さにかえって混乱してしまい、
整理するモチベーションが続かず、中途半端な状態で終えてしまう恐れがあります。
そのため、まずは「本棚の1番下の段だけを出す」といったように、少しずつ整理していくことが大切です。
2. 本を仕分ける
本を出したら、次は仕分けの作業に入ります。
- 捨てる
- 売る
- 電子化する
- 収める
売る方法、電子化する方法については、後ほど解説しますので、
まずは上記の4つに分類することを頭に入れておいてください。
ここで、本を処分する基準について解説します。
捨てる基準は、本を見たときに「また読み返したいと思うかどうか」です。
もう一回読んだだけで十分だと思ったら、それは処分すべき本です。
処分する本は、状態が良ければ売る、悪ければ捨てるといった感じで仕分けるのが良いでしょう。
また、読む気が起きない「積ん読本」も処分すべきでしょう。
本の量は知識欲を表しますが、「私ってすごいでしょう」と自己アピールが伴うことも。
そうした見栄のために買った本ならば、潔く処分してしまった方が、自分を余計に飾る必要がないことに気づいていけるでしょう。
本棚に収めるべき本は、また読み返したいと思う本だけなのです。
3. 本棚にしまう
本棚に収める本を厳選したら、本棚にしまう作業に入ります。
ここで意識すべきポイントが2つあります。
- 本は本棚に入る分だけ
- ジャンルごとに本を収納する
本は本棚に入る分だけ
一つ目のポイントは、本は本棚に入る分だけにすることです。
一度本棚から本を溢れさせてしまえば、その後は次々と床やデスクの上に積み重ねられることになります。
そうなってしまうと、せっかく本棚を整理した意味がなくなってしまいます。
また、所有する本は本棚に入る分だけと決めることで、
無尽蔵に本が増えることはなくなり、常に本を整理する習慣も身につきます。
入りきらない本は捨てる、あるいは売るなどして処分しましょう。
ジャンルごとに本を収納する
もう一つのポイントは、ジャンルごとに本を収納することです。
どこにどんな本が置いてあるかが分かれば、本棚の使い勝手は向上します。
例えば、ビジネス本や参考書は上の段、小説は真ん中、漫画は下の段と決めておけば、
「あの小説がまた読みたい」と思ったときに、すぐに取り出すことができます。
機能的な本棚とは、読みたい本がすぐに取り出せる本棚です。
本棚は、ただ本を保管するだけのものではありません。
本を分類し、整理する役割も担っているのです。
本の買取サービス
本を売りたい場合は「ブックオフ」で売るのがオススメです。
理由は手軽に売却できるから。
売却価格だけで考えれば、メルカリやラクマといったフリマアプリや、ヤフオクのようなオークションサービスの方が高く売れます。
しかし、出品までの準備、買い手とのやり取り、梱包作業、発送手配などを考えると、大量の本を売却するには非効率です。
ブックオフの場合は、お店に本を持っていき、査定をしてもらうだけ。
本を手放す上で、圧倒的に効率が良いのです。
「でも、近くにブックオフなんかないし……」
「大量の本をお店まで持っていくのは大変だ」
という方は、「ブックオフオンライン」を利用するのも良いでしょう。
申し込みをした後は、ダンボールに本を詰めて待っていれば、無料で集荷に来てくれます。
一週間程度で査定が終わり、振込金額を見て問題なければ売却完了です。
本の電子化サービス
本の電子化(pdf化)をする際は「ブックスキャン」がおすすめです。
ブックスキャンは、基本料金だけで言えば、他サービスと大した違いはありませんが、
OCR(文字検索できる機能)やファイル名変更といったほぼ必須とも言えるオプションも含めると、他サービスより割安になります。
オプションも含めて、トータルで一冊250円ほど。
電子化した本はブックスキャンアプリから読むことができますが、
Kindleにアップロードすれば、Kindle端末からでも読むことが可能になります。
本を減らしたい方、いつでもどこでも読めるようにしたい方は、本の電子化も考えてみましょう。
まとめ
今回は、本棚の整理術について解説しました。
大切なのは、また読みたいと思う本で本棚を構成すること。
本棚に入りきらない分は「捨てる」「売る」「電子化する」で本棚をスリム化しましょう。
この記事は、片付けが苦手な人のための断捨離講座の【第3回】です。
他のページをご覧になりたい方は、以下からどうぞ。
【第1回】
「断捨離」とは何か【第2回】
断捨離とミニマリズムの違い【第3回】(今のページ)
本棚の整理術【第4回】
クローゼットの整理術【第5回】
食器棚の整理術【第6回】
大掃除の仕方【第7回】
デジタル断捨離の仕方
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