断捨離

ミニマリストから学ぶ断捨離

ミニマリズム研究所へようこそ!

こんばんは!

掃除が苦手な人「部屋の片付け方が知りたい。部屋が汚くて、片付けたいけど、どこから手をつけて良いのか分からない。あと、物を捨てる基準や快適な空間作りのコツとかあれば教えてください。」

こういった方向けの記事。

本記事では、物を溜め込んでしまう原因と断捨離の仕方について解説します。

断捨離とは何か

断捨離とは、ミニマリストブロガーのやましたひでこさんが提案した、「出す美学」のことです。

やましたひでこさんは、本の中で断捨離を以下のように説明しています。

断捨離とは、心の執着を手放すためのヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」から着想を得て、ヨガを日常に落とし込み、住まいと心の片づけ術として応用提唱しものです。

物を"ダイエット"し、不要なモノを"デトックス"することで、住まいに新陳代謝が促されます。

住まいに溢れる過剰なモノを「出す」ことで、住環境に「巡り」を取り戻していきます。

(やましたひでこ著『人生を変える断捨離』Kindle版 No.98より)

片付けをすることで、おのずと住まいに新陳代謝が促されます。

不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが断捨離の目的です。

 

本来、断捨離とは、単なる片付け術ではないのですが、今回はあえて断捨離を片付け術として紹介します。

片付けを通して物への執着を手放すことで、身も心をすっきりするということをぜひ体感していただけたらと思います。

物を溜め込んでしまう原因

私はいらないと思った物は、わりとすぐに捨ててしまうタイプですが、

どうみてもいらない物でも捨てずにとっておく人も多いというのを私は知っています。

そもそもどうして簡単に物を捨てることができないのでしょうか?

物を溜め込んでしまう原因は3つあります。

  • 消費社会における圧倒的な物量
  • 健全な住空間への考察不足
  • 前時代的価値観

一つずつみていきましょう!

消費社会における圧倒的な物量

まず現代は、入ってくる物自体が圧倒的に多い

マーケターは私たちに物を買わせるため、ありとあらゆる工夫をします。

広告のチラシ、テレビショッピング、ダイレクトメール、セール等で、

本来買う必要の無い物まで以前から欲しかったような気にさせられてしまうのです。

 

もちろん最終的に買うのは私たちですから責任は私たちにありますが、油断するとつい不要な物まで買ってしまい、

気づけば床まで物で溢れかえってしまうのです。

健全な住空間への考察不足

自分が快適に暮らすための適正な物量がどれくらいなのか考えていないというのも原因です。

収納ばかりに注目し、「いかに物を詰め込むか」ばかり考えれば、すぐに収納はいっぱいになります。

その結果、また新たな収納を買い足し、その収納もいつの間にか物で埋め尽くされてしまうのです。

前時代的価値観

ライフスタイルやモノの生産量はかつてと違うのに

  • もったいない
  • モノを粗末にしてはいけない

といった親やその上の世代から植え付けた価値観を引きずってしまう……

というのもモノが溢れる原因です。

 

簡単に物が手に入るようになったのは、20世紀に入ってから。

それまで人々は、圧倒的物不足の中で暮らしていたのです。

あまりに物が貴重な時代が長かったため、

私たちは物を目の前にした時に「必要か?」ではなく「使えるか?」の観点で考える癖があります。

 

これを断捨離では「モノ軸思考」と表現しています。

人々はモノ軸思考を引きずったまま、かつて想定し得なかったモノ溢れの時代に突入しているのです。

断捨離の仕方

物を溜め込んでしまう原因が分かったところで、いよいよ断捨離の仕方について説明します。

断捨離の実行には7つのステップがあります。

断捨離のステップ

  1. 現状を認識する
  2. 住まいのビジョンを描く
  3. モノを出して俯瞰する
  4. 「どうみてもゴミ・ガラクタ」を捨てる
  5. 自分軸と時間軸、関係性を意識して手放す
  6. 「要・適・快」で選びぬく
  7. 収納はモノの最適化ができてから

一つずつ解説していきます。

1. 現状を認識する

まずは、押し入れや戸棚など、見えない収納を全て開け放ってください。

表から中身を確認するのではなく、そこに収納されているモノの総量をきちんと把握するのです。

 

私たちは、普段いかにモノ溢れの状態で暮らしているかをほとんど認識していません。

だからこそ、まずは住まいの現状をチェックすることが大切なのです。

断捨離では、住まいの現状を3段階でチェックします。

  1. 収納空間に無理なく収まる量がたまたま「散らかっている」だけなのか?
  2. もはや収納空間に収まりきらずにモノが「はみ出し、溢れ出ている」のか?
  3. すでに長い年月の間のモノが「堆積している」のか?

あまりにゴミやガラクタであふれかえっている状態であれば、仲間や片付け業者の手を借りるのも一つの手です。

ある程度モノが減れば、きれいな部屋の心地良さも分かるはずです。

まずは住まいの現状を認識し、それに応じた対応を考えましょう。

2. 住まいのビジョンを描く

次に住まいのビジョンを明確にしましょう。

目的が明確でないと、手段が目的化し、視野が狭くなってしまいます。

その結果、片付け術や整理術の本を買い漁って実践するものの長続きせず、それを繰り返してしまうなんてことも。

 

大切なのは、片付いた後の住まいでどんな暮らしをしたいかを明確にすること。

  • 北欧系の雑貨や家具を揃えたシンプルな空間
  • アジアンテイストの布や家具に囲まれたエスニックな空間
  • 仕事を優先するための機能的でスタイリッシュな空間

本来、人の数だけ、憧れの住まいがあるはずです。

「どう暮らしたいか」というビジョンが断捨離の原動力になります。

3. モノを出して俯瞰する

モノ溢れの現状を認識したら、床やテーブルにものを全て出して並べ、全体量を俯瞰します。

まず、出すことが大切なのです。

食器棚や押入れなど、奥にある物までしっかり出すことで、一つ一つの物をしっかり確認することができます。

 

その際大切なのは、初めのうちは小規模なものから手をつけること。

いきなり大物と格闘してしまうと予定時間で終わらず、かえって混乱してしまうことも。

まずは、収納ボックス1段分、というように、小さな単位から初めてみてください。

4. 「どうみてもゴミ・ガラクタ」を捨てる

ここからは、いよいよ捨てる作業に入ります。

まずは、どうみてもゴミやガラクタの物から捨てていきます。

  • 壊れている物
  • 汚れている物
  • 使えない物
  • 存在を忘れていた物

こういった物から真っ先に処分していきましょう。

5. 自分軸と時間軸、関係性を意識して手放す

ゴミ・ガラクタを処分するだけでは不十分です。

断捨離では、残ったものをさらに厳選します。

厳選する際に大切なのは、自分軸と時間軸を意識すること。

実はこれが断捨離の最大の肝とされています。

なぜなら、

  • 自分のことがわかり、自分が好きになるから
  • モノと自分との関係性に焦点を当てる思考が身につくから
  • 時間の経過とともに変化する自分との関係性が見えてくるから

 

しかし、私たちはつい、他人軸、モノ軸で物を考えてしまいがちです。

また、「かつては必要だった」と過去にこだわったり、「いつか使うかも」と未来に期待や不安を抱くのも日常茶飯事です。

例えば、

  • 旅行のお土産としてもらったけれど、口に合わないもの
  • 誕生日や結婚式の記念でもらったけれど、イマイチ気に入らないもの
  • 高い値段で買ったけど、捨てるのがもったいなくて取って置いてあるもの

なんとなくとっておいてあること、ありませんか?

「せっかくあの人がくれる物を、断るのも失礼だろう」

「高かったし、まだ使えるから取っておこう」

こういった考え方は他人軸、モノ軸にブレた状態です。

そうではなく、

  • 私が使いたいかどうか(自分軸)
  • 今使うかどうか(今)

で考えてみてください。

 

自分軸と時間軸で物の取捨選択ができれば、今の自分にとって本当に必要なものだけに絞り込むことができます。

6. 「要・適・快」で選びぬく

さらに、自分軸で物を選び抜く基準として、断捨離には「要・適・快」という基準があります。

具体的には「これは今の私にとって必要か?ふさわしいか?心地よいか?」という問いかけです。

つまり、今の自分にとって、「不要・不適・不快」なものを手放していくのです。

  • 不要なモノ…あれば便利だし、まだ使えるけれど、なくても困らないモノ
  • 不適なモノ…かつては大切だったけれど、今の自分には合わないモノ
  • 不快なモノ…長年使っているけれど、どこかで違和感や不快感を感じているモノ

実際に家の中を確認してみてください。

  • 通販番組の一声でつい買ってしまったけれど、それほど便利でもない調理器具(不要)
  • 就職祝いで買ってもらったけれど今は着ていないスーツ(不適)
  • デザインが気に食わないけどなんとなく使っている食器(不快)

こういったものを処分することで、自分にとって「お気に入り」の物だけが残ります。

7. 収納はモノの最適化ができてから

モノを絞り込んだところで、初めて収納に移ります。

収納は、モノを徹底的に厳選し終わってからだと覚えておいてください。

なぜこの順番なのかというと、不要・不適・不快なものをそのまま収納スペースに押し込んでも、意味がないからです。

 

一般的な収納と言えば、「いかに効率よく保管・分類するか」に重点が置かれています。

収納グッズを買い足したり、仕切りグッズで分類したり……

しかしその発想では、物は減らず、使わない物までギュウギュウに詰め込まれる結果になります。

 

一方、断捨離的収納とは、「いかに物を収めないか」なのです。

というのも、物を絞り込んでいけば、収納も最低限で済むから。

余計な仕切りグッズは買わず、少ない物を自在に収納するというのが断捨離的発想です。

 

物を選び抜き、収納すれば、あなたの部屋は見違えるほど綺麗になるでしょう。

まとめ

今回は、断捨離の仕方について解説しました。

まずは、小さな単位から少しずつ始めてみてください。

断捨離についてもっと具体的に学びたい人は「人生を変える断捨離」を読むと良いでしょう。

片付け術の他にも、収納のガイドラインなども書かれています。

この記事は、片付けが苦手な人のための断捨離講座の【第1回】です。

他のページをご覧になりたい方は、以下からどうぞ。

【第1回】(今のページ)
「断捨離」とは何か

【第2回】
断捨離とミニマリズムの違い

【第3回】
本棚の整理術

【第4回】
クローゼットの整理術

【第5回】
食器棚の整理術

【第6回】
大掃除の仕方

【第7回】
デジタル断捨離の仕方

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